ガンダムの世界ではスペースコロニーが180機ある
まず軌道(宇宙)エレベーターとスペースコロニーが作られる時代とは、完璧な超管理社会であり、ある意味では戦争と内戦もない、だからテロ活動をしたくても絶対に出来ないような、権力がひじょうに強い地球連邦が形成されないと、作れても作らないと思います。
機動戦士ガンダムのオープニングのはじめのシーンでは、スペースコロニー落としでニューヨークらしき街が破壊されました。水爆数発分の破壊力があり、実際はこれだけでも、核の冬が訪れ、地球が急激な寒冷化によって、食料不足になり大部分の人たちが餓死するのです。
一つのスペースコロニーに2億人が居住できるものを180機も作るとしたら、周囲にある月面の岩石や大量の小惑星を捕まえても足りないので、木星や土星の衛星をもスペースコロニーの材料になるのではないかと思います。
まだ人類が月面基地や火星基地を作り、ロケットで宇宙に行ける時代は、超大国や先進国が独占している状態なのです。だけど、「プラテネス」のように地球周回軌道の大型宇宙ステーションを一つ破壊しただけで、大量のスペースデブリが出て、人類の宇宙進出が当分先になってしまうのです。結果的には地球に閉じ込められた人類は、人類が存続する限り永遠に限られた資源の奪い合いとテロ地獄で苦しむ事になるのです。
もしかしたら人類の価値観は大きく変わり、刑務所よりも厳格に人間を管理する、極超管理社会を望むようになるのではないかと思います。かつては近代以前では残酷な拷問や死刑が庶民の娯楽だったり、アフリカ人の奴隷商売が正当化された時代がありました。現代から見れば人道的な大きな問題とみなされます。
だけど、あまりにも多いテロ地獄、いつまでも終らない戦争、その原因は人間をひとりひとり管理できない社会は危険な社会であり、管理できないから、精神障害や肥満がはびこる。自由放任社会があらゆる災いの原因だから、極超管理社会を求める声が次第に強くなるのではないかと思います。
逆に言えば、宇宙開発が進歩すればするほど、宇宙建造物はテロの標的になりやすくなり、その破壊力は計り知れず、結果的には第二次世界大戦よりも大きな被害となれば、世界中の人が、極超管理社会の到来を求めるようになるのではないかと思います。
極超管理社会はディストピア小説で良く使われる題材で、そのような社会には何も自由が無い悲劇的な社会と描かれているが、逆に極超管理社会では犯罪がまったくない安全な社会、ましてテロをしたくても絶対に出来ない社会。ようするに一人の人間に対して、数十人の専門家が監視する社会ではないかと思います。
毎日のように警察官が訪問してくれるような社会だと思います。
ある意味では自殺したくても自殺も絶対にできない社会。熟練の心理カウンセラーが毎日監視するので、場合によっては自殺する必要もない社会となり、
むしろ、未来の人からみれば21世紀の社会は、とても文明が低いため野蛮な思想が残っているため、精神障害者や自殺が多かったと悪い意味で評価すると思います。
当然、脳内のあらゆるところにチップを埋め込まされる義務があり、それを行わなければ終身刑にさせられて一生刑務所ですごすようになるのです。
(逆に刑務所のほうが自由な生活ができるかもしれません。)
特に思考犯罪と言う概念ができあがり、万一、社会に不満を持つものがいれば、まだ何も悪い事をしてなくても、テロ未遂犯として刑務所に入れられ、厚生させるために懲役刑となるのです。
極超管理社会とは、電脳化社会であり、電脳化していない人は、どんなに理知的な生活をしても未開人扱いされ、働いてお金を貰ったり、そのお金で買い物もできないのです。
考えている事を監視され、自分の周りに何十人もの人間やロボットが常に目を光らせている社会なのです。
発想を変えてみると、孤独とは無縁の社会。肥満や鬱病、不眠、不規則な生活とは無縁の社会。適正(才能)を十分生かせる社会、働くのが楽しい社会になる場合も考えられます。
極超管理社会は、とても良い社会のように感じられる文章になりましたが、たぶん、悪い人が支配したら人類全体が悲劇だと思います。極超管理社会の到来とは、遠い未来の話だと思います。
21世紀の技術でも、たぶん機動(宇宙)エレベーターとかスペースコロニーも作れると思いますが、テロの標的にされる危険性が高いので、早くても22世紀後半ごろにならないと作らないかと思います。
21世紀末の世界人口の予測は、30億人以下になり、さらに22世紀になると20から15億人程度になるので、あえて2億人が収容できる超巨大スペースコロニーを作る必要はなく、むしろスペースコロニーは将来、数世代にわたる恒星間飛行の実験施設になると思います。


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